ドイツ古都連盟LogoHHoG(E)[1]
「ドイツは地方にこそ個性があり、魅力がある」といわれます。ドイツ神聖ローマ帝国とよばれて、10世紀の初代皇帝オットー1世から帝国の姿はとってはいたものの、じつは諸侯や司教の集合体にすぎなかったドイツが、国家として最初に統一されたのは1871年。明治維新の3年後のことです。しかしながら小国分立の歴史がながかったドイツには、地方色豊かな文化も同時に花ひらいていきました。「ドイツ歴史古都連盟」は、このようにながい歴史をもった13のドイツの古都がメンバーとなり、ドイツを訪れる方々に心から楽しめる旅のプランニングをお手伝いする目的でつくられました。ハイデルベルク、フライブルク、ロストック、ポツダム、ヴュルツブルク、アウグスブルク、エアフルト、ミュンスター、オスナブリュック、コブレンツ、マインツ、トリア、ヴィースバーデン。これらの古都には中世以来の古城、石畳の道、木組みの家、いまなお買物をたのしむ人々でにぎあうマーケット広場、商人の力を感じさせる歴史的な建造物、王侯や司教の宮殿、大聖堂、城塞などが、そのままの姿でのこっています。古都はそれぞれの個性と魅力で宝石のように磨きあげられ、訪れる人たちを魅了してやみません。館や古城のロマンティックなホテルは、きっと旅人をはるか昔の夢の世界へといざなうことでしょう。 13の古都は、若人たちが未来に希望をもって学ぶ伝統的な大学町でもあります。ゲーテやシラーのような文学者、詩人のハイネやブレンターノ、音楽家のバッハ、モーツアルト、ベートーベン、ブラームス、シューマン、それに学問の分野で偉大な仕事をなしとげていった学者たちも、これらの古都で情熱を燃やし思索のときを過ごしました。ヴュルツブルクに生まれた医師フォン・シーボルトは、幕末の日本に西洋医学をもたらした人物としてあまりにも有名です。日本女性との間にもうけた娘イネは、日本で最初の女医になっています。 古都をめぐる旅は、より深くドイツに親しむ旅となることでしよう。
「ドイツ歴史古都連盟」は皆さまをお待ちしています。
ドイツの13都市が結合して「ドイツ歴史古都連盟(Historic Highlights of Germany e.V.)」という団体を設立しました。ドイツおよびヨーロッパの歴史の中で、西洋の文化を反映する多くの重要な出来事が当団体に属している都市で起こっています。慎重に厳選された会員都市は、独自の条件(700年以上の歴史、10万人以上の人口、大学都市、観光に適した交通インフラ整備、交通網の便、魅力的な地域との結合、など)を満たしています。当団体の都市は、標準的な観光ルートを少し離れて、個性的な雰囲気を求める観光客や、ドイツとドイツ史の多様性を体験したい方々にぴったりで、魅力あふれる旅行をお約束する珠玉の町々です。
ドイツ鉄道AG(DB Deutsche Bahn AG)
ドイツ鉄道AG(ドイツてつどうアーゲー、( Deutsche Bahn AG, 略称: DB)はベルリンに本社を置くドイツで最大の鉄道会社。ドイツ全土に鉄道網を持ち、ドイツでは最も重要な交通手段のひとつ。ヨーロッパ有数の技術・輸送力を持つ鉄道会社であり、世界的にも影響力のある鉄道企業のひとつである。
概要
ドイツ鉄道は旧西ドイツ国鉄(DB, Deutsche Bundesbahn:ドイツ連邦鉄道)と旧東ドイツ国鉄(DR, Deutsche Reichsbahn:ドイツ国有鉄道)が1994年はじめに統合、 民営化された際に誕生した DBグループの中核会社である。